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【2018年秋アニメ】青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない【感想】

2018年10-12月まで放送されていた「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の視聴後感想です!ネタバレは避けていますので、未視聴の方でも大丈夫です。

作品概要

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は電撃文庫から刊行されているライトノベルが原作の2018年秋アニメです。パロディタイトル(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)からも分かる通り、SF的な内容を含んだ青春ストーリーです。

著者は、ノスタルジックな青春恋愛モノジャンルで非常に人気の高い鴨志田一、イラストは溝口ケージの「さくら荘のペットな彼女」コンビによる新作となります。こちらも2012-13年にかけて2クールでアニメ化されておりました。

あらすじ

思春期症候群――不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象。梓川咲太、高校2年生。江ノ島からもほど近いとある高校に通う彼は、この年、様々な“思春期症候群”を引き起こした少女達と出会う。

たとえばそれは、図書館で出会った野生のバニーガール。彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩。魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映っていなかった。彼女はなぜ見えなくなってしまうのか―。

謎の解決に乗り出した咲太は、麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知り……。空と海が輝く町で心揺れる少女達との不思議な物語が始まる。

公式サイトより引用

感想

思春期症候群というオリジナル設定の不思議現象に罹ったヒロイン達と主人公の咲太が出会い、謎を解き明かしていくというストーリー展開となります。大体2-3話で原作1冊分(ヒロイン1人分)の話が進むのでテンポよく視聴することができます。

キャッチー過ぎるタイトルだったのでブタ野郎にバニーガールとかどんなぶっ飛んだ話なんだ、と思いつつ気になって見始めましたが、気づけば青ブタ世界にしっかり引き込まれていました

 

図書館をバニーガール姿でうろついていた先輩の桜島麻衣が、主人公の咲太にだけは姿が見える事が分かり、何故他の人からは見えなくなってしまったのか原因を探り始める所から話が始まります。すっごいシュールです

姿が見えないからバニーガールで街中歩いて気を引くという思考に至るのは大分アレな方なのはないでしょうか。正直バニーガールである必要はあまりなかったので、1巻のタイトルから先に決めていて、まずは手に取ってもらおうという作者の意図を感じますが、実際その流れで視聴に至ったので、大成功だと思います。

最初のエピソードのヒロイン、麻衣先輩と咲太の会話劇がラノベっぽくて非常に面白いです。イメージとしては化物語の阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの掛け合いにみたいな感じでしょうか。ヒロインがツンツンしつつもちょいちょいデレるところとかも。(麻衣先輩はガハラさんより大分常識ありましたが)

咲太のやれやれ系かと思いつつも行動力の塊みたいな性格も見ていて気分が良かったですね。

   

そして咲太が自宅で登場するシーン、特にヒロインが訪ねてくる時は大体いつも半裸です。そのまま話してないでまずは服を着ろよと突っ込まざるを得ません。

タイムスリップ、ドッペルゲンガー、身体入れ替わり等々SF的な要素をちりばめつつも、メインは青春恋愛モノになります。

様々な悩みを抱えたヒロインの気持ちが「思春期症候群」という不思議現象という形で実体化していきます。悩み自体は誰にでもありそうな普通の内容なのですが、ストーリーの魅せ方が上手く、ちゃんと2-3話で落とし所をつけてまとめているので毎週楽しみに見れました。当番回が終わった後のヒロインの出番がガクっと落ちるのは、まぁ仕方が無いですよね。。。

そして本作品ですが、最終回まで見ても一人だけ謎が解明しないヒロイン(牧之原翔子)がおり、そのヒロインのストーリーの映画が2019年初夏に公開を予定されています。

最初から映画ありきの流れでTV版のストーリーを構成していたので、よっぽど作品の売り上げに自信があったのではないのでしょうか。「続きは映画館で!」商法はちょっとずるい(当番回のヒロイン自体はちゃんと話に決着はついていますが)ですが、なんだかんだで観に行ってしまいそうです。